木部の補修


長年使用してきたモデルの中には、ストックの木ねじ部分の穴が大きくなり、木ネジが効かなくなった物があります。
また、ごく一部だと思いますが、新規購入品でもバットプレートの位置がずれた物があります。
この事態に私が対処した方法です。
外観部分には木目や色が合わないためお勧めできません。

バットプレートが浮いた状態 M31-RS2のストック部分です。
分解するときに、再三ネジ部分を触った為ネジ部分の穴が大きくなり木ネジがかからなくなりました。
大きくなったネジ穴
材料・道具


必要な道具は、ドリル、金づち・ノコギリ・ヤスリ・木工用接着剤です。
使用材料 材木接続や棚板を置いたりする木材です。
太さが6mmと8mmの二種類ありました。
今回は8mmの物を使用しました。


手 順


まず、分解してストックだけの状態にします。
ネジ穴をドリル等で広げます。
この時に差し込む木材より若干小さく穴を広げます。
今回は8mmの木材を埋め込みましたが、周囲に切られた溝が埋め込み時つぶれてくれるので7mm程度に穴を広げました。
穴拡大状態
広げた穴に接着剤をつけ、木材を金づちで叩き込みます。
埋め込む木材のほうが、ストック材より柔らかいので問題なかったのですが、ストック部分の端や、埋め込む材料が固いと割れる恐れがあるので、注意して叩き込んでください。
打ち込み状態
1mm程残してノコギリで不要部分を切り落とします。
ストック外周に傷を付けない様に注意してください。
打ち込み材切断状態
はみ出た部分をヤスリ等で面一になるように削ります。 ヤスリがけした状態
バットプレートをあわせて、下穴を開け、木ネジを締め付ければ完成です。
この時、ネジは水平に入っているとは限りませんので方向を確認してください。
完成状態



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